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【DEOCO】女の子の匂いを化学する『第一章 匂いの構成要素と女の子の匂い』

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皆さま、『DEOCO』という商品、ご存じだろうか?

 

先日、いつものようにネットニュースを読み漁っていたとき、

「女の子の匂いになる方法」なる記事を筆者は見つけた。

 

昨今、夏の暑さが増し、満員電車や人ゴミに身をさらすことが多くなった現代人に、『匂いを売りにした商品』は必需品となっている。

 

また、『スメルハラスメント』という言葉があるように、人は自分の匂いを他者からとやかく言われる時代になってきた。

 

この匂いに敏感な社会に、一石を投じるインパクト。

 

『女の子の匂い』

 

この誰しもが理解できるが、誰しもがはっきりとした答えを知らない『この匂い』。

匂いに敏感なこの世界の誰しもが許容する、すれ違いざまに香る『あの匂い』。

 

そして『その匂い』になるための商品『DEOCO』

 

筆者(おじさん)は、非常に興味を引き立てられた。

 

いや、読者の方々が頭に思い描き妄想している興味とは異なる(失礼)、女子の匂いに対する学術的な強い興味だ。

 

『女子の匂い』をどのように表現したのだろうか?

『女子の匂い』をどのように調べたのだろうか?

そもそも『女子の匂い』とはなんであろうか?

 

その興味は尽きなかった。

そもそもこの話題に興味を示さない思春期男子おじさんはいるのかどうかさえ気になる。

 

そこで、その強い知的好奇心(と少しの欲望)に対し、己で調査、そして化学的見地からの一種の回答をここに示したいと、そう思った。

 

 

 

そもそも『DEOCO』とはなんだ?ロート製薬さんの思い①

 

いきなり、筆者から溢れ出した女の子の匂いへの探求心、いや、DEOCOに対する思いを書き綴られ、もうついていけないという読者の方に向けて、

「DEOCOというものはいったいなんぞや?」という質問にお答えしたいと思う。

 

DEOCOはロート製薬から出ている『ボディソープ』や『制汗剤』の類、簡単に言うと、匂い対策商品のブランドのことを言う。

 

ロート製薬のホームページを覗いてみた。

 

『デオコの思い』と称して、この商品に対する想いやその役割などがしっかり書き綴ってあるため、それをそのまま紹介したいと思う。

こういうところに、この商品に対する企業の本当の気持ちが読み取れるはずだ。

 

 女性が活躍する時代。

お仕事する姿、おかあさんとしての姿、そしてひとりの女性として、毎日をがんばる女性をこころから応援したい。

 

ロート製薬は、使うたびにさっぱりとした気落ちに、また前向きに頑張っていける、大人女性の清潔感ある生き方を応援するブランドとして、「デオコ®」を立ち上げました。

ロート製薬HP:https://jp.rohto.com/deoco/

 

「ふむ 、おじさんたちの思いはどこいったのかな?」

 

そうなのである。この商品は、大人女性をターゲットした商品であった。

 

上で散々『女の子の匂い』への興味を学術的だなんだと歪曲し、単なる好奇心から大人女性向けのフレグランス商品を嬉々して検索してしまった。

 

興味があるのは、大人の女性ではない。

 

「そうか、これはおじさんに対するトラップなんだ」

 

ネットサーフィン中に変な広告にぶち当たったときのごとく、ブラウザの戻るボタンを即座に押そうとした。

その時、ある一文が、筆者(おじさんから戻す)の目に飛び込んできた。

 

ロート製薬のニオイ研究からの発見。

それは年齢を重ねるごとに、女性が本来持っている

「女性のからだのニオイに変化が起こる」

という事実でした。

 

これは『ワンチャンある』と筆者は感じた。

 

それとともに、「ロート製薬さん、優秀な研究者を雇ってらっしゃる」

上から目線というよりは、変態一般人目線で言わせていただいた。

 

女性が本来持っているニオイ = 筆者と読者が求めている匂いに違いない。

 

おじさんアンテナが、バリ3になった。

これは間違いなく女の子の匂いであると。

 

 

そもそも『DEOCO』とはなんだ?ロート製薬さんの思い②

 

ロート製薬さんは、HPにてあるデータを公開していた。

 

どうやら「2017年 日本味と匂学会第51回大会」にて報告された内容のようであった。

 

筆者も化学者の端くれ(+女の子の匂いを追い求める者)として、このようなデータは「実におもしろい」と言いたい気持ちにかられる。

 

その資料(世代別の体臭官能評価及びその傾向)を以下に示す。

 

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ここで、この図に書いてある『匂い』について、今回はまず軽く説明を入れておこうと思う。

 

 

人間を構成する匂いについて

 

ロート製薬さんの資料にはいくつかの匂いについて記載があった。

それを筆者の知識上の言葉で簡単にだが説明しておきたい。

 

女の子の匂いにたどり着くには、匂いに詳しくならなければいけないからだ(?)。

 

 

硫黄臭

 

まず、硫黄臭、これはいわゆるあれだ「ゆで卵の匂い」だ。

または「温泉の香り」とでも言おうか。

 

温泉関係者とゆで卵関係者には申し訳ないが言わせてもらおう。

 

人間から発されたゆで卵臭 = あまりよくないかほり

 

想像してほしい。女の子からゆで卵の匂いがしたら。

そしてその匂いは、女の子の匂いになるのか?

 

否。それはゆで卵を食べた直後のJKにすぎない

 

まとめておこう。硫黄臭は女子の匂いではないことを

 

 

アンモニア臭

 

この匂いは、読者の皆様も良く嗅いでいるだろう。

この匂いいや臭いと書いた方が良い気がする。

 

この臭いはいわゆる「公衆便所」の臭いだ。

 

想像してほしい。女の子から公衆便所の臭いがしたら。

そしてその臭いは、女の子の匂いになるのか?

 

否。それは公衆便所から出た直後のJKにすぎない

否。公衆便所から出た直後のJKはそんな匂いはしない。

 

まとめておこう。アンモニア臭は女子の匂いではないことを

 

 

脂肪酸臭

 

この匂いは、読者の皆様はあまり知らないのではないか。

脂肪酸とは、一概には言えないが、ここでは油脂のようなものと思ってもらっても問題はないと思う。

 

匂いは、これも一概には言えないが、ロート製薬さんは「汗の臭い」「皮脂の臭い」を想定しているものと思われる。

 

つまりは、良い匂いではない。

 

想像してほしい。女の子から汗の臭いがしたら。

そしてその臭いは、女の子の匂いになるのか?

 

これはなんともいえない。それはそれで悪くない。

そう考えたらアンモニア臭も・・・言わないでおこう。

 

 

2-ノネナール臭

 

これが匂い構成要素の最後の臭いだ。

これもなかなか聞いたことのない匂いである。

 

注目してほしいのは、この成分だけ漠然としたものではないのだ。

 

これまで書いた、『硫黄臭』『アンモニア臭』『脂肪酸臭』これらは、いわゆるその成分を代表する名称であるのだ。

 

例とすると、煙草には銘柄ごとに臭いの違いがあるが、それを総じて煙草臭というだろう。それと同じ感覚だ。

2-ノネナール臭は、ここではキャスターの臭い、そんな感じだ。

 

話は若干逸れたが、ではなぜ2-ノネナール臭は他と違うのか。

これには訳がある。

 

その前に、2-ノネナールとはこんな分子だ。

 

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覚えておいてくれたら化学好きおじさんとしてはうれしい。

 

話は大幅にそれたが、2-ノネナール臭とはどのような匂いなのか?

 

答えは、『加齢臭』だ。

 

では問おう。JKから加齢臭がするか?

そしてその臭いは、女の子の匂いになるのか?

 

答えは簡単だ。するわけがない。

加齢臭は、加齢の先輩方のこれまでの頑張りによる汗と涙の結晶なのだ。

女の子から、そのような臭そうな結晶は検出されるはずがない。

(化学的根拠はまったくない。申し訳ない。)

 

加齢臭のするJKは女子高生ではなく、ただの。。。なんだろうか?

 

まとめると、加齢臭。この特別な臭いは、女の子の匂いとまったくの逆を行く正反対の臭いといっても差し支えないだろう。

 

そういった意味で、2-ノネナール臭は特別であるのだ。 

 

 

 ロート製薬の優秀な研究員があけたパンドラの箱

 

ここまでで出てきた4つの臭い。

 

 ① 硫黄臭

 ② アンモニア臭

 ③ 脂肪酸臭

 ④ 2-ノネナール臭

 

これらの臭いは、我々の感性に従えば、あの香しい『女の子の匂い』とは全く違う臭いと言うほかはないだろう。

 

しかし、もう一度、上の図を見て欲しい。

五角形のレーダーチャートだ。

 

良く見ると、こんなことがわかる。

 

『ゆで卵の硫黄臭』『公衆便所のアンモニア臭』『汗臭い脂肪酸臭』『おじさん臭い2-ノネナール臭』も、年代に関係なく同じように発されている臭いであるのだ!

 

10代のぴちぴち世代も、50代のがんばってきた世代も、同じく加齢臭や汗やゆで卵や公衆便所を発しているのだ。

(ただしその成分濃度は低いため、そんな臭いをプンプンさせている人はいないが。)

 

ここで言えるのは、ロート製薬さんの研究の結果、年代よって4つの臭いに大きな差がないため、それらの臭いは僕たち私たちが追い求めている『女子の匂い』とは違うということだ。

 

「じゃあ、なんで女の子は良い匂いなんだ?」

「逆におじさんおばさんたちはなんでくさ・・・・・・・・?(自粛)」

 

勘のいい読者の皆様は気づかれているはず。

女の子とおじさんおばさんの臭いの違いを。

 

五角形のレーダーチャートを良く見て欲しい!

 

女の子とおじさんおばさんの差は『SWEET臭』があるかないかなのだ。

 

(そんなに大声で言う前に読者は理解していると思うが。) 

 

ロート製薬の優秀な研究者さんが主張するには、10~20代の女性は特有の甘い香りを持っており、それは加齢に伴い失われていくということだった。 

 

そして、その素晴らしく香しい、全人類が追い求めた夢の香り『甘い香り』を『SWEET臭』と名付けたようだ。

 

ここ必ずテストに出るので、しっかりメモしておくように。 

 

 

第一章結言

 

筆者およびここまでこの記事を読んだ読者の追い求める匂いは『SWEET臭』なるものであり、それをロート製薬の優秀な研究者が明らかにしたことが分かった。

 

 

第二章予告

 

『SWEET臭』とは、いったいぜんたいなんなのなのか?

おじさんたちはそれが気になって眠れません。