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【DEOCO】女の子の匂いを化学する『第五章 DEOCOの成分と女の子の匂い』

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今週のお題「わたしの自由研究」

 

この記事は『第五章』になっています。

是非『第一章』から読み進めることをおすすめしています。

 

 

皆さま、『DEOCO』という商品、ご存じだろうか?

 

先日、いつものようにネットニュースを読み漁っていたとき、

「女の子の匂いになる方法」なる記事を筆者は見つけた。

 

匂いに敏感なこの社会に、一石を投じるインパクト。

 

 『女の子の匂い』になるための商品『DEOCO』

 

『女子の匂い』をどのように表現したのだろうか?

『女子の匂い』をどのように調べたのだろうか?

そもそも『女子の匂い』とはなんであろうか?

 

学術的な興味は尽きなかった。あくまで学術的な興味であるともう一度付け加える。

 

そこで、その強い知的好奇心(と少しの欲望)に対し、己で調査、そして化学的見地からの一種の回答をここに示したいと、そう思った。

 

 

第四章のあらすじ

 

・30代以降の男性は、なぜか女の子の匂いに飢えていることが分かった。

 

・AmazonにおいてDEOCOをレビューしているのは三分の一がおじさんで、ほとんどのおじさんがDEOCOそして女の子の匂いに満足していた。

 

・Twitterでは『DEOCOおじさん』が蔓延しており、DEOCOおじさんたちは自分たちが女の子になったかのようにふるまい、またそれに満足しているようであった。

 

・DEOCOは30代以降の女性をターゲットにしている商品ではあるが、おじさんたちに非常に高評価を得ており、すべての人をハッピーにする商品であることが証明された。

 

 

筆者『DEOCO』を 購入する

 

ここまで、『DEOCO』という一商品に対して、多くのことを調べ、そして多くのことを知った。

 

ただし、筆者、まだ『女の子の匂い』を嗅いでいないのである。

 

世界中に『DEOCOおじさん』が溢れ、一種のムーブメントとなっているこの時代に、『DEOCOおじさん』以外がこのタイトルでブログを書くことは、もはや許されないことである。

 

少しの恥ずかしさと、大きな好奇心、そして女の子の匂いへの化学的欲求(飢え)を胸に、近所のドラッグストアに向かった。

 

DEOCOおじさんとしてのデビューを控え、ドラッグストアでよそよそしい動きをする筆者。

 

その姿はさながら、ドラッグストアで初めて〇〇を買う思春期男子のようであったに違いない。

 

おじさんともなって、ドラッグストアでモノを買うのに恥ずかしさを覚えるなんて、考えてもいなかった。

 

いや、これも含めての『DEOCOマジック』思春期のあの感情を取り戻させてくれるとは、本当にすごい商品であると改めて痛感した。

 

思春期、そして青春のあの『甘酸っぱい感情』さえも、おまけどころかついてくるのである。

 

あの頃の感情を忘れつつあるおじさん諸君、オススメする。

 

甘酸っぱい感情少しの恥ずかしさ、そして、女の子の匂いを秘めた青いアイテムを胸に、レジに並ぶ。

 

「あの頃はお金なかったな」

 

とか

 

「今なら何でも好きに買える」

 

とか

 

「これが七面鳥、思ってたよりでかいな」

 

などと考えながら、DEOCOおじさんへのデビューへの条件を満たした。

 

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ようやくこの時がきた。

 

ようやく嗅げるのだ。

 

よし。

 

ここからの話は次にする。

 

もったいぶって申し訳ない。

 

女の子の匂いを化学することが、この記事のテーマなのだ。

 

少しはまじめなこと書かなければ、記事タイトルを見て化学的要素を欲してきてくれた一部の読者に怒られてしまう。

 

純粋に筆者の『女の子の匂い』の感想を知りたい読者も、是非、この章も読んで次項に備えて欲しいとそう思う。

 

 

筆者『DEOCO』を丸裸にする

 

筆者は、モノを購入すると大抵『原材料』を確認する。

 

そこを読み解くことにより、モノを作った人々の気持ちが読み取れるのだ。 

 

今回は、DEOCOの研究者さんの気持ちやロート製薬さんのDEOCOに秘めた想いを、『原材料』から丸裸にしてやろうと考えている。

 

以下より、DEOCOのボディソープに含まれる『原材料』をすべて紹介し、それがどのような意図で配合されているか、それを明らかにしていく。

 

先に言っておく。

 

数多くのDEOCOおじさんがDEOCOについての記事を書いているが、ここまでDEOCOの原材料について言及しているブログはないだろうと自負している。

 

これも『DEOCOへの愛に他ならない。

 

読者の皆様も、この『DEOCO』という商品をもっと知るため、さらに『女の子の匂い』への理解を深めるためにも、是非原材料を知っていただきたいと思う。 

 

 

イソプロピルメチルフェノール

 

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この成分は、いわゆる殺菌剤になる。

低刺激ではあるが殺菌作用を有し、安全性や安定性も問題ない。

ヒトの体臭と言ってまず思い浮かぶのは『ワキガ』であると思う。

ワキガは、ヒトが分泌する分泌物や汗、脂肪分などが、ワキなどに住んでいる常在細菌によって分解されることで、ワキガ特有のあの強烈な臭いを発する。

その臭いを抑えるひとつのアプローチが、常在細菌の殺菌である。

常在細菌数を減少させることで分泌物の分解を抑え、その結果臭いを抑えるシステムだ。

 

イソプロピルメチルフェノールは、DEOCOにおいて、このいやな体臭を抑えることにより、より女の子の匂いを引き立てるという重要な役目を担っているのである。

 

 

グリチルリチン酸ジカリウム

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この成分は、抗炎症作用を有し、いわゆる炎症を抑えるという効果を持つ成分だ。

風邪薬や化粧品、シャンプーなどにも含まれることが多い。

肌荒れやニキビのケアにも効果を発揮する成分である。

外見からも若々しくあるために有用な成分であり、その意味ではDEOCOにおける影の功労者とも言えるのかもしれない。

 

女の子の匂いに加え、若々しい透明感のある肌を手に入れた暁には、おじさん・おばさんも、もはや『女の子』と呼べるのかもしれない。

 

 

カオリン(白泥)

カオリンは鉱物の一種で、白泥と書いてある通り、白い泥である。

よく洗顔料などに配合されているクレイ成分などあるが、それと同じである。

カオリンには、臭いの元となる皮脂を吸着する効果がある。

DEOCOを使えば、汗をかいても臭くならず、さらに皮脂を吸着するためサラサラが続くという訳である。

様々な臭いへのアプローチを持つことで、様々な人の臭いに対する悩みを解決しようという気持ちが感じられる。

 

やはりDEOCO、女性用であると割り切るにはもったいない商品かもしれない。

そういう意味でも、『DEOCOおじさん』の増加は必然なのかもしれないと感じた。

 

 

薬用炭

これは見てわかる通り薬用の炭である。

ここでの薬用とは、まあ体につけても大丈夫だよという風にとらえてもらって大丈夫だ。

問題は炭である。

洗顔料などで炭を配合しているモノがあると思うが、それと同じ効能を担っている。

炭には、たくさんの小さな孔(あな)が開いており(細孔という)、その孔にいろいろなものを捕まえる、吸着効果をもっている。

DEOCOにおいて、加齢臭の原因成分や皮脂や汚れ(脂肪酸臭)を吸着し取り除く働きを、この薬用炭が担当している訳だ。

さすがロート製薬、さすがDEOCO、女の子の匂いを足すだけでなく、しっかり余計な臭い成分を取り除くことにも手を加えているわけだ。

 

女性の魅力低下につながる加齢臭や脂肪酸臭を取り除き、DEOCOの女の子の匂いを最大限生かそうとする姿勢。

薬用炭は、ロート製薬さんの企業努力、誠実なモノづくりが見て取れる成分であると感じた。

 

 

ビタミンCリン酸Mg

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DEOCOは女の子の匂いにより人の魅力を向上させるが、人の魅力を量るものは匂いだけではない。

いくら良い匂いがしたとしても、よぼよぼでだるだるではその効果も半減するというものだ。

DEOCOはビタミンC誘導体(ビタミンCにリン酸を付加したマグネシウム塩)も配合している。

ビタミンC誘導体には、しわやたるみを改善する効果や美白効果があるといわれている。

いわゆる『うるおい成分』である。

具体的に書くと、ビタミンCリン酸Mgにより、コラーゲンの産生率の増加に伴う『抗老化作用』『抗炎症作用』、メラニンの還元による『しみの抑制作用』などが期待できるのだ。

「DEOCOがいいのは匂いだけだ!」などとは言わせない、ボディソープという世界で奇をてらう商品ではないと感じさせてくれる。

もちろん、DEOCOの押しはラクトンを配合することによる『女の子の匂い』ではあるが、見えないところも手を抜かないモノづくりの良さがにじみ出ている。

 

余談ではあるが、ビタミンCも、女の子の匂い成分であるラクトンと同様の、『ラクトン構造』をとっている。

これが、DEOCOがビタミンCを配合している理由のひとつなのかもしれない。

そしてまた、DEOCO開発者の”化学者として”の遊び心なのかもしれない、とそう思った。

 

 

ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、水酸化K

ラウリン酸

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ミリスチン酸

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パルミチン酸

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これらの成分は、ひとくくりで説明させていただく。

まず、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸は、いわゆる脂肪酸と呼ばれるものだ。

油のようなものという認識を持っていただいて構わない。

(余談だが、以前登場した『脂肪酸臭』と関係する成分ではある。)

これら脂肪酸の差は、分子中の炭素の数が違うだけである。

ラウリン酸が12個、ミリスチン酸が14個、パルミチン酸が16個の炭素原子で構成されている。

画像を見ると、横に伸びるにょろにょろの長さが異なることが分かると思う。

 

そして、水酸化Kは水酸化カリウムというものである。

この水酸化カリウム、単体では劇物であり、あまり触りたくない成分なのである。

例えば、この水酸化カリウムを水に少し溶かして、その水を触ると、皮膚がぬるぬるっとなる。

これは、皮膚が溶けているからである。

 

このように書くと、ボディソープに『油のようなもの』『皮膚を溶かす薬品』を入れてほしくないと思うのが、普通の考えである。

ただしそう思うのは待ってほしい。

皆さまは、石鹸をご存じだろうか?

なめた質問はよせとお思いの読者の方々、一旦、振り上げた拳をおろしていただきたい。

石鹸とは、手や体を洗うときに使うものである。

それがここでどう関係しているのか?と問われそうだが、非常に大きな関係がある。

 

油のような脂肪酸と、皮膚をぬるぬるにする水酸化カリウム、これらをいい感じで混ぜ合わせると、石鹸が出来上がるのだ。

 

石鹸で手を洗うと、手がすっきりすると思う。

それは、手についた汚れや脂分が、石鹸により取り除かれるためである。

油のようなものと皮膚をぬるぬるにするものから、手をすっきりさせる石鹸が生まれるとは、なかなか面白いものである。

これらの脂肪酸および水酸化カリウムは石鹸としての役目でDEOCOの原材料に含まれている。

 

また、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸などの脂肪酸には保湿作用もあることから、その目的でも脂肪酸が添加してあると考えられ、水酸化カリウムに対して大過剰加えてあると考えられる。

 

 

PG

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これはプロピレングリコールという成分である。

無味無臭で、ボディソープには保湿剤の役割として配合されている。

ヒトの皮膚は水分を含んでいる。

その水分を失った状態を、お肌のみずみずしさがない状態とでも言うのだろう。

皮膚の水分を保つため、主に女性はお風呂上りに、せっせと乳液やその類をお肌に塗り込むのだ。

皮膚はもともと水分を保つために、脂質(水に溶けない成分)でふたをしている。

しかし、老化とともにその脂質成分が失われ、ヒトの皮膚は乾燥しやすい状況になる(ふたがなくなるため)。

そのため、年をとるとヒトはせっせと乳液を皮膚に塗り込み、皮膚にふたをしようとするのだ。

 

このプロピレングリコールも同様の性質を持ち、皮膚の潤いを保つ効果を持っている。

同じような成分に、ヒアルロン酸グリセリンなどがあげられる。

このふたつは聞いたことがある方は多いであろう。

 

ボディソープは体を洗うモノであるため界面活性剤を含み、界面活性剤は汚れを取り去るとともに皮膚に必要な皮脂などを同時に奪ってしまう。

取り去られた皮脂(必要なお肌の脂分)を補うためにも、PGのような成分が配合され、お肌の健全性を保つ働きを補っているのであろう。

女の子はお肌が命だ。

女の子の匂いは、お肌のみずみずしさを前提としたものである(?)。

 

DEOCOを使うことでお肌は若々しくよみがえり、もはや女の子の匂いなど必要としなくないほどに魅力的になる可能性がある。

それをDEOCOパラドックスと呼ぼう。

 

 

POEラウリルエーテル酢酸Na

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いわゆる界面活性剤だ。

その中でも、アニオン界面活性剤というくくりに入る。

アニオン界面活性剤は、シャンプーやボディソープに含まれ、簡単に言うと汚れを落とす成分になる。

 

洗浄力は高いが刺激性は低いため、欲張りなDEOCOユーザーにはピッタリであろう。

 

 

ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム

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これもいわゆる界面活性剤である。

詳しく言うと、ヤシの油とタウリン誘導体からなる、アニオン界面活性剤である。

話は脱線するが、タウリン誘導体とは、ファイト一発で有名なあの飲料に含まれるタウリンが少し変わったものという認識で間違っていない。

ボディソープには複数の界面活性剤を配合し、その泡立ちや洗浄力を調整しているため、この成分も添加してあるのだろう。

 

 

ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン酸

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これもいわゆる界面活性剤であるが、両性界面活性剤というくくりになる。

簡単に書くと、上に示したアニオン界面活性剤が水の中でマイナスイオンとなるのに対して、こちらはプラスになったりマイナスになったりする特徴がある。

こちらは、ヤシ油とアンモニアの進化系のようなものからなると思っていただいて問題ないだろう(臭くはないです)。

アニオン界面活性剤が洗浄力を追求したものであるとするならば、こちらは洗浄力は控えめながら、肌へのマイルドさ、泡立ちの向上などが見込まれる成分である。

 

 

ヤシ油脂肪酸N-メチルエタノールアミド

 

これもいわゆる界面活性剤であるが、非イオン性界面活性剤というくくりになる。

上に示した『ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム』や『ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン酸』が水中でプラスイオンやマイナスイオンになるのに対し、こちらは”非イオン”、イオン化しないということだ。

これがどういうことかを説明すると、界面活性剤の仕組みを知ってもらう必要がある。

「僕たち私たちは女の子の匂いについて知りたいだけだ」などと言わずに、少しだけ読んでいただきたい。

 

界面活性剤は、水に溶けやすい性質と、水に溶けにくい性質両方持っていないといけない成分である。

 

なぜか?

 

界面活性剤は『汚れを水に溶かしこむための成分』であるからである。

一般的に汚れと呼ばれるものは、油に溶けて水に溶けにくい性質がある。

油汚れや皮脂汚れなどを想像していただければ、その性質を理解していただけると思う。

 

でも、人は汚れを落とすとき『』を使う。

水で洗い流そうとするのだ。

 

そこに界面活性剤があると、汚れに界面活性剤の水に溶けにくい部分がくっつき(水に溶けにくい部分は油は溶ける)、界面活性剤の水に溶けやすい部分が水とくっつき汚れは水に溶かしこまれ洗い流されるという仕組みだ。

わかっていただけたであろうか?

 

ここで話を戻す。

基本的にここで紹介した界面活性剤における水に溶けにくい部分は同じで、『ヤシ油脂肪酸』と示されている部分だ。

(絵で確認すると、Rで示された部分で、ここまでたくさんでてきたにょろにょろした部分を省略した書き方である。)

 

ここまで紹介したヤシ油ベースの界面活性剤の違いは、水に溶けやすい部分が異なるだけなのである。

 

水に溶けやすい部分の性質はいくつかある。

ひとつがイオン化だ。

塩が水に溶けるのは、塩が水中でイオン化しているためなのだ。

 

もうひとつの性質が、砂糖の構造だ。

砂糖は非常に水に溶けやすい構造をしている。

 

塩と砂糖は両方とも水に溶けやすいが、なんと水に溶ける方法は異なるのである。

 

話を界面活性剤に戻すと、『ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム』や『ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン酸』が塩のように水に溶けるのに対して、『ヤシ油脂肪酸N-メチルエタノールアミド』は砂糖のように水に溶けると思っていただいて問題ない。

 

ではなぜこのように水への溶け方が異なる界面活性剤を複数配合するのか?

 

それは、汚れを落とすときに使う水の状態の違いで、イオン化するほうが良かったり、砂糖のように水に溶けたほうが良かったりするのだ。

(汚れを落とすときに使う水の状態の違いとは、水のpHの違いや、水に溶け込んでいる物質の違いなどがあげられる。)

 

どんな状況でも汚れをしっかり落とすために、複数の界面活性剤が含まれているのだ。

 

少し長くなったが、わかっていただけたであろうか?

 

DEOCOを語るためには、匂いの知識だけでなく、汚れを落とすために必要な知識も必要になってくるのだ(?)。

この界面活性剤のお話は、食器用洗剤や衣料用洗剤、シャンプーなど、汚れを落とそうとする様々な製品において幅広く共通するものであるため、知っていて損はないお話である。

 

 

粘度調整剤

 

これは、字の通り、粘度を調整する薬剤である。

粘度とは、サラサラしているとか、ドロドロしているとかいう、液体の粘り強さのことをいう。

ボディソープやシャンプーなど使っていて「これサラサラすぎて使いにくい!」と思ったことはないだろうか?

ボディソープなどは、ある程度ドロドロしていないと使いにくいものなのである。

 

そのため、この粘度調整剤により、ボディソープの粘度を調整しているのだ。

DEOCOの成分中では地味な存在かもしれないが、これがないと女の子の匂い成分はサラサラと流れ落ちて無駄になってしまう。

そういう意味では、粘度調整剤は女の子をしなやかにエスコートする紳士といったところであろうか。

 

 

シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール

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この成分は、さまざまな性質からいろいろなものに配合されている。

効果としては、主に保湿や皮膚への薬剤浸透性を高めるといったところであろうか。

具体的には、DEOCOに含まれているお肌をよりよくする成分(ビタミンCリン酸Mgなど)をより効率的にお肌の中に取り込む機能を持っている。

また次の項に示す、メントールの冷感を持続させる効果もあるようだ。

 

 

メントール

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メントールは知っている方が多いと思うがいかがだろうか?。

シャンプーやボディソープなどに含まれる、清涼感のある成分だ。

洗いあがりさっぱりなんて言葉があるが、DEOCOでもそのような効果を狙ったものであろう。

またメントールのさっぱり感、スーッと感は、個人的に青春感が強いと思うのであるが、読者の皆様はいかがであろうか?

そういった意味でも、このDEOCOにメントールが含有されている意味は非常に大きいと感じている。

 

 

酸化Ti

 

これは酸化チタンという成分だ。

酸化チタンは日焼け止めの成分だったり、白色顔料だったり、様々な用途に用いられている。

化成品に限らなければ、光触媒としての研究が有名だ。

ただし、この酸化チタン、なぜDEOCOに入っているかと考えたら、少しうーん?となった。

おそらくだが、白色をよりしっかり出すために入っていると思われるのだが、確実ではない。

DEOCOのようなボディソープに酸化チタンが入っている理由をご存じの方は、是非ご教授願いたい。

 

 

EDTA-2Na

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これは金属イオン捕集剤だ。

この成分には役割がふたつある。

 

ひとつはDEOCOの劣化を防ぐ効果がある。

製品に含まれる金属イオンは、DEOCOの成分を酸化させ、DEOCOを劣化させるのだ。

DEOCOの劣化 = 女の子の匂いの劣化

女の子の匂いの劣化 = 魅力の低下

困る。

それを陰で防ぐ、縁の下の力持ちがEDTA-2Naである。

 

ふたつめとして、体を洗うときに使用する水中の金属イオンを捕集して、洗浄能力の低下を防ぐ効果がある。

水道水には、金属イオン、よく聞く名前で呼ぶと『ミネラル』が多く含まれている。

水分補給においては有用なミネラルであるが、洗浄力を考えると邪魔ものになる。

ボディソープにおいて、洗浄力は重要だ。

女の子の匂いを補給することも非常に大事であるが、体をきれいに保つこともそれと同じくらい大切だからである。

 

ボディソープの洗浄力や泡立ちを保つことで、DEOCOの本来の力を引き立てることにもつながっているのだ。

 

EDTA-2Naは、DEOCOがDEOCOであるために、非常に重要な役割を果たしていること、理解していただけたであろうか?

追記しておくが、このEDTA-2Na、ビタミンCリン酸Mgの安定性にも寄与していると思われる。

 

 

アルギン酸Na

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この成分、ご存じの方もいると思われる。

理科の実験などで人口イクラを作ったことがある方は多いと思う。

このアルギン酸ナトリウムは、人口イクラの原料である。

塩化カルシウムの水溶液に、このアルギン酸ナトリウムの水溶液をポタポタと落とすことで、イクラっぽいものができるわけだ。

アルギン酸ナトリウムは、海藻類、特にこんぶを原料として製造されている。

ここから想像していただければ、なんだかトロトロしてそうな成分であると思うが、実際にそのトロトロさを利用した増粘剤として用いられている。

増粘剤として、シャンプーや洗顔料などにも多く配合されている。

また、他の効果として、皮膚上の老廃物の除去が期待できるようだ。

 

 

ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル

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これは、いろいろなものに比較的多用されている防腐剤である。

防腐剤と聞くと拒否反応を示す人々が近年非常に多くなっている。

「オーガニックなモノしか受け付けないんですー」とおっしゃる人々が、防腐剤に拒否反応を示す傾向にあるが、まぁ個人の自由であるため言及は控える。

 

しかし、防腐剤は、食品においても、化成品においても、そのモノの品質を保つために必要不可欠な成分である。

そもそも、防腐剤がないと製品の品質が保てず、品質の保たれていない製品を利用は、身体への害や危険性を増加するといっても過言ではない

『防腐剤などの添加物=悪いモノ』たる風潮が、現在ネット上でも日常生活上でも蔓延しており、少しおかしな情報がメディアからどんどん流れることを疑問に思う。

 

話は大きくずれてしまったが、改めて、自分でなにがいいもので何が悪いモノなのかをしっかり判断していただきたいなと思う。

そういう意味では、DEOCOにはしっかりと防腐剤が添加されている

これをマイナスととらえるかプラスととらえるかは、上に書いた通り個人の判断に任せるが、筆者個人としては必要な成分であると強く言いたい。

 

 

水酸化Al

 

水酸化アルミニウムのことである。

正直に書くと、はじめこの成分がなぜDEOCOに含まれているのか、あまり見当がつかなかった。

塩化アルミニウムであると制汗成分としてよく利用されているが、水酸化アルミニウムはどういう意味であろう?

調べてみると、水酸化アルミニウムには、粘膜の被膜保護や収れん効果による肌のひしきめ、ハリを与える効果があるようだ。

 

また、そもそも塩化アルミニウムは水分と反応し、水酸化アルミニウムとなって、制汗力を発揮するというカラクリらしい。

そのため、水を多く含んだボディソープにおいては、塩化ナトリウムを添加するというよりむしろ水酸化アルミニウムを添加するのだと考えられる。

水酸化アルミニウムは、皮膚上のケラチンと合わさると角栓となり、汗の出口にふたをすることで発汗を抑える

発汗が抑えられることはつまり、皮膚上の菌による汗成分の分解の絶対数も小さくなり、その結果、いやな臭いを抑えられる

 

こう見ると、原材料ひとつひとつにしっかりと見込まれた効果があるのだなと実感し、ロート製薬の研究員さんの試行錯誤がきっとあったのだなとしみじみ思う。

 

 

フェノキシエタノール

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これは香料の保留剤として添加されている成分である。

香料(ここでは女の子の匂い)は、比較的揮発性が高い。

 

つまりは、女の子の匂い成分を自分で作り出せず常に補充できない場合(言い換えると10代20代の女の子以外)、身にまとった女の子の匂いはすぐに消えてしまうことになる。

 

柔軟剤なんかでも、洗濯してすぐは匂いが強いのに、いざその服を着たとき匂いは消えている、そんな経験したことがあると思う。

 

「せっかく女の子の匂いをまとえたのに、それがすぐ消えてしまっては意味がない。」

 

そんなロート製薬さんの気持ちとその対策が、フェノキシエタノールから読み取れる。

 

フェノキシエタノールを添加することで、女の子の匂いの持続力が高まり、女の子でいられる時間もそれにともない増加する。

できるだけ女の子の匂いの持続力を高めたい、ロート製薬さんの企業努力を感じることのできる成分だ。

 

また防腐剤としての効果もあるようだ。

 

 

香料

 

この香料、これこそがDEOCOの本体である。

そう、この香料こそが『女の子の匂い』に他ならない。

香料については、次回、ここのみを詳しく取り上げる。

 

 

第五章結言

 

DEOCO愛が溢れすぎて、DEOCOを丸裸に。

 

調べれば調べるほど好きになる。

 

すべてが『女の子の匂い』に繋がる。

 

これが『DEOCOマジック』。

 

第六章予告

 

『筆者、DEOCOおじさんデビュー』