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『自宅でもしっかりととのう、そのコツお教えいたします』
今、世間は空前のサウナブームで、その気持ち良さに魅せられた方も多いと思います。
筆者(プロフィールはこちら)もその内のひとりで、すっかりサウナのトリコとなってしまいました。
ある日、ふと思いました。
『自宅でもその気持ち良さを味わいたい』
この記事をご覧の読者の皆さまも、同じ気持ちなのではないでしょうか?
そこから試行錯誤が始まり、『自宅でできる、ととのう体験』を追求してきました。
その結果、筆者が行き着いたのが『交互浴』でした。
単純だけど奥深い、簡単だけどすごい効果がある。
そんな交互浴を、自宅で実践してみたいと思いませんか?
今回の記事では、交互浴のコツ9選、これまでの経験を元にして重要な点をまとめました。
これから交互浴を始めようと思っている人
始めてみたけど上手くととのわない人
自宅で簡単に実践できる内容となっていますので、ぜひ実践していただければと思います。
- 温度に気をつけよう|コレがととのう最重要ポイント
- 浴室の温度に気をつけるともっと良い
- 回数|(温→冷→休憩)を繰り返すことが重要
- 時間・タイミングをつかみましょう
- 水分補給をしっかりしよう
- 入浴のコツ|しっかり温まろう
- 水シャワーのコツ|冷たいシャワーにおびえるな!
- 休憩のコツ|心拍数が落ち着くまでボーっとが大切!
- 頻度|週に数回、習慣化しよう!
- まとめ|自宅で上手くととのうために
温度に気をつけよう|コレがととのう最重要ポイント
交互浴で最も重要な点が、『湯船のお湯の温度』、そして『水シャワーの温度』です。
お湯の温度は汗がかけるくらいの熱さ、個人的には42℃くらいをオススメしています。
ここがぬるかったら、汗をドバっとかけませんし、なによりその後に浴びる水シャワーの気持ち良さが半減します。
個人差がありますが、しっかり熱いお湯に肩まで浸かりましょう。
そして、水シャワーの温度、冷たいからちょっとぬるめの水で・・・なんてもってのほかです!
水シャワーの温度は、できる限り最高に冷たい温度まで下げましょう。
給湯器がオンになっている場合、温度調節で一番冷たく設定しても、お湯が混ざる場合があります。
そんな時は、給湯器ごとオフにすると、最高に冷たい水が出せますよ。
『しっかり温まって、しっかり冷やす』
これが、上手くととのうための最重要ポイントなので、上手くいかない人はまずココを改めてみるのがいいと思います。
浴室の温度に気をつけるともっと良い
浴室に、乾燥機や暖房が備わっている方は、浴室を温めることをオススメします。
汗のかき方、水シャワーの気持ち良さが、かなり変わりますよ。サウナ的な感覚も味わえますしね。
お湯を張るときに、同時に浴室暖房のスイッチもオンにしておけば、ととのう準備はバッチリです。
浴室暖房がないという方は、シャワーの温度をマックスまで上げて、浴室内に1、2分バラまくと良いです。
ミストサウナのようになり、同時に浴室温度もかなり上がります。汗もかきやすくなりますし、交互浴の効率がグンと上がります。
デメリットとして、少しだけ光熱費も上がります。
回数|(温→冷→休憩)を繰り返すことが重要
交互浴は、湯船で温まる→水シャワーで体を冷やす→休憩というサイクルを繰り返します。
このサイクルを1回行っただけで満足していませんか?これだと、とてももったいないです!
1回目より2回目、2回目より3回目の方が、はっきり言って気持ち良いです。
個人的には、3回もしくは4回くらい繰り返すことをオススメしています。
回数を重ねる毎に、汗もかきやすくなりますし、水シャワーも冷たく感じなくなり、心地良くなっていきます。
交互浴は何度も繰り返すこと!これが自宅でととのうために重要です。
時間・タイミングをつかみましょう
これもととのうためにはとても重要なコツになります。
湯船で全然温まっていなかったり、水シャワーで体をうまく冷やせていなかったりすると、気持ちよさが半減します。
そこで、湯船に浸かっている時間やあがるタイミング、そして水シャワーを浴びる時間、休憩時間を適切にすることで、より良い交互浴にすることができます。
残念ながら、何分!という決まった時間はなく、あくまで個人の感覚によるものが大きいのですが、筆者は湯船5分、水シャワー1分、休憩5分くらいを目安にしています。
分数というよりは、ご自身の感覚に任せるのが最も正確かもしれません。
「水を浴びたいなぁ」→ 湯船からあがる、
「足先、指先まで冷えたなぁ」→ 水シャワーをやめる
「体の温度が戻ったなぁ」→ 休憩終わり
ご自身で試行錯誤しながら、自分のベストなタイミングを探すのも、交互浴の醍醐味かと思います。
また、交互浴のタイミングを見極めるために重要な指標が『心拍数』になります。
熱くなると心拍数が上がる。
冷たくなると心拍数は下がる。
簡単なことですが、これが交互浴の気持ち良さを大きく左右します。
感覚的にはこんな感じ。
心臓がバクバク言い出す → 湯船あがる
心臓が落ち着きだす → 水シャワー終わり
心臓がゆっくり鼓動している → 休憩終わり
こんな感覚を持ってOKです。
この心拍数に関しては、別記事にて追及したいと思っています。
是非とも、ご自身にあった交互浴の時間・タイミングを探してみてくださいね。
水分補給をしっかりしよう
より良い交互浴を行うためには、血流がとても重要です。
なぜならば、血流を良くすることが疲労回復やととのうことにつながるからです。
この血流の流れに水分補給が大きく関わります。
水分補給をせずに交互浴を行うと、汗で体内の水分は外に出ていき、結果、血液がドロドロしてきます。このドロドロの血液のままで交互浴を続けても、血流が良くなることはなく、むしろ危険な行為となってしまいます。
そのため、水分補給はしっかりしましょう。
交互浴を始める前に水分補給、のどが乾いたら交互浴中にも水分補給をすることをオススメします。ペットボトルに水を入れて、お風呂に持ち込むといいですよ。
これまでの経験上、交互浴をすることで、体重は500グラムから1キログラムくらい減ります。つまり体外にそれだけ水分が出て行っているということです。その出て行った分の水分を補給するという感覚でいると良いでしょう。
個人個人で変わってはきますが、最低でも500ミリリットルくらいは水分をとる方が良いと思います。
水分補給をしっかりすることで、よりスッキリ感、デトックス感も得ることが出来ますよ。
入浴のコツ|しっかり温まろう
まずはしっかり肩まで浸かることを心がけてください。
半身浴にすると、汗はかくかもしれませんが心拍数があまり上がりません。しっかり肩まで浸かることにより、体は温まり、汗をかき、心拍数を上げることができます。
ただ、無理は禁物です。あがるタイミングはしっかり見極めてくださいね。
手や足も浸かっている方が好ましいですが、適宜、外に出してもいいと思います。
次に、交互浴は通常の入浴と比べて長い時間湯船にいるので、スマホや本を持ち込むことをオススメします。
お風呂に長くいる習慣がない人にとって、スマホや本があるかないかで大違いです。交互浴はある程度時間がかかるので、飽きてしまって途中であがってしまっては元も子もないのです。
じっくり温まって、じっくり汗をかくためにも、スマホ・本を持ち込んで、交互浴にじっくり時間をかけてみましょう。
こんなアイテムがあると便利ですよ。
あとオススメなのが入浴剤を入れること。
バスソルトと入れると、汗のかき方や温まり方がかなり変わりますよ。
個人的に使っているのが『エプソムソルト』。
交互浴との相性はかなり良いです。デトックス感も増しますのでかなりオススメします。
入浴のコツをまとめると、『しっかり温まって、しっかり汗をかくこと』、これに尽きます。
水シャワーのコツ|冷たいシャワーにおびえるな!
始めの方にも書きましたが、水シャワーが冷たいことがかなり重要です。
ぬるめとかじゃなく、MAXで冷たい温度までシャワー温度を下げましょう。
そして、ためらうことなく一気に水シャワーを浴びましょう!
最初は冷たいかもしれませんが、すぐに慣れます。
水風呂の『羽衣』のような感覚も得られると思いますよ。
水シャワーでびっくりしそうという人は、足先、手先から、だんだんと心臓に近づくようにシャワーをすることをオススメします。
そして水シャワー最大のコツ!
「吐く息がなんとなく冷たくなったなぁ」
そう感じるまで水シャワーを浴びることをオススメします。これは感覚になるので、是非ご自身で体感されてみてください。
呼吸がなんだか深くなり、ひんやりとした息が出てくるのが分かると思います。これが他には代えられない感覚で、かなり心地良いのです。
これらを意識して、水シャワーを浴びてみてください。
きっと、この心地良さに魅せられますよ。
休憩のコツ|心拍数が落ち着くまでボーっとが大切!
何と言ってもコツは『ボーっとする』これに尽きます。
頭を無にして、ただただ何も考えないようにしましょう。
スマホで音楽を聴いたり、動画を見ている人は、一旦止めましょう。
そして、目をつむりましょう。
個人的には、瞼の裏を見るような感覚でいます。ただただ、水の音などに耳を傾けるのも良いです。
また、濡れた体を、タオルで軽く拭くことをオススメします。濡れていると、冷えるのが早くなるためです。
じんわりポカポカしながら、心拍数が落ち着いていくのを感じましょう。
このタイミングで、頭がボーっとリラックスして、浮遊感を感じます。
恍惚感とも言いますね。
気持ち良くディープリラックスして、ふと目を開けると、頭がかなりスッキリしていることを感じられると思います。これであなたも交互浴のトリコです。
頻度|週に数回、習慣化しよう!
交互浴をする頻度ですが、毎日することに越したことはないのですが、いかんせん交互浴は時間がかかります。
ただ、ある程度の頻度で交互浴をするという習慣をつけることが、より良い交互浴をするためにも重要だと考えられます。
それは、ととのうという感覚を身につけるためにもそうですし、なにより習慣化することで、交互浴の健康効果が高まるためです。
サウナとは異なり、自宅で簡単にできることが交互浴の最大のメリットです。
それならば、毎日とは言いませんが、週に2,3回くらい、交互浴の時間を作ってもいいのではないでしょうか。
また、交互浴に慣れる意味でも、習慣化することに大きな意味があります。
具体的に言うと、水シャワーにためらわなくなります。まぁ、言ってしまえば、一旦慣れてしまえば、毎日でもしたくなるのが交互浴です。
ご自身の感覚で、是非、習慣づけてみてはいかがでしょうか。ととのう感覚を、得やすくなると思いますよ。
まとめ|自宅で上手くととのうために
まとめると、自宅で上手くととのうコツは以下の9つになります。
「しっかり温まって、しっかり冷やす」、お湯は熱めでシャワーは冷たく
浴室はできるだけ温めておこう
交互浴は何度も繰り返すことが大切
湯船からあがる、シャワーを終える、休憩を終える、タイミングをつかもう
水分補給はしっかり!出た水分は補給しよう
しっかり肩までつかって、しっかり汗をかこう
冷たいシャワーにおびえずに、しっかり体を冷やそう
心拍数が落ち着くまで、目をつむってボーっと、しっかり休憩をとろう
交互浴を習慣化しよう
これらを意識することで、より良い交互浴を楽しむことができると思います。
日々の生活をちょっと良いものにする意味でも、健康的な生活を送れるという意味でも、交互浴はとても貴重です。
コツをしっかり掴むことで自宅で上手くととのえるようになり、交互浴はあなたにとって特別なものになってくれると思いますよ。