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『交互浴を習慣化することで、基礎代謝アップが見込めます』
ここ最近、サウナ人気に拍車がかかっていますが、サウナを始めようと思っている人の多くが気になること。
それは『サウナはダイエットに効果があるかどうか?』になります。
一般的には、「サウナはダイエットに効果がある」と言われています。
ではでは、本サイトでオススメしています交互浴はどうだと思いますか?
交互浴はダイエットに効果があるのでしょうか?
交互浴ってなに?という方はあわせてお読みください。
交互浴を始めようとお考えの皆さまならば、かなり気になる疑問なはずです。
今回は、『交互浴とダイエット』をテーマに、交互浴のダイエットに与える影響や効果的な入浴方法、そして注意点などなど、ご紹介していきたいと思います。
交互浴の目的がダイエットだという人!そんな人は要チェックな内容になっていますよ。
もちろん、純粋に交互浴が好きな人や交互浴を始めようと思っている人にも、交互浴の効果をより深く知っていただくという意味で、おもしろい内容になっています。
ズバリ交互浴はダイエットに効果があるかどうか?
冒頭でも述べましたが、この問いの答えは『YES』です。
交互浴はダイエットに効果があります。
ただ勘違いをしていらっしゃる方が多いのも現実です。汗をかき、その失われた水分の重さだけ体重が減るのは、ダイエットではありません。
ではなぜ交互浴はダイエットに効果があるのか?それを以下詳しく見ていきましょう。
交互浴がダイエットに効果的である理由
交互浴がダイエットに効果的である理由は『基礎代謝が上がる』ことにあります。
つまりは、日々の生活の中で使うエネルギー量が増えるということ。日々消費するエネルギーが上がるから、ダイエットに効果があるのですね。
では、なぜ交互浴をすることで基礎代謝が上がるのか?これを解説していきます。
ヒートショックプロテイン(HSP)の増加
皆さま、ヒートショックプロテインってご存じですか?
略してHSPなんて呼ばれたりもします。
あまりご存じではない人が多いと思いますので、説明を引用しておきます。
ヒートショックプロテイン(HSP)とは、傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質のこと。また、免疫細胞の働きを強化したり、乳酸の発生を遅らせるなどの力も持っています。つまり、カラダにとってはとてもありがたい存在で、ヒートショックプロテインが増えることは、「カラダを元気にする」ことにつながっているのです。
引用元:バスクリンHP(https://www.bathclin.co.jp/)
交互浴を習慣化することで、体内のHSPが増加することがわかっています。
それはなぜか?
身体にヒートショック、言い換えるならば熱刺激が加わることで、体内のHSP生産量は増加するという特性があります。
つまり、比較的熱めのお湯で、汗をかきながら入浴する交互浴は、HSP増加にもってこいなのです。
HSPが増加すると、傷んだ細胞を修復しやすくなり、免疫力や基礎代謝が上がります。
①交互浴をすることで身体が温まる
②体が温まり、HSPが体内に増加する
③HSPが増加することで、基礎代謝が上がる
④基礎代謝が上がる = ダイエットに効果的
ちなみにHSPは、体内に1週間程度は残るようですが、徐々に減少していきます。
そのため、交互浴を習慣化し、週に何度か交互浴をすることが大切になってきます。
褐色脂肪細胞の増加
皆さま、褐色脂肪細胞ってご存じですか?
褐色脂肪細胞とは、『脂肪を分解して熱を発生させる細胞』のことを言います。
この褐色脂肪細胞は『寒冷刺激』が与えられた場合に活性化するという特徴があります。
交互浴において冷水を浴びることが、この褐色脂肪細胞を活性化することにつながるのです。
褐色脂肪細胞が活性化すると、脂肪の燃焼を促進し、基礎代謝アップに寄与します。
空調の発達もあり、快適な環境下にいることの多い現代人は、寒冷刺激を受けることが少なくなりました。この点においても、褐色脂肪細胞を活性化させる交互浴は、現代人にとって貴重だと言えるでしょう。
交互浴を習慣化することで、基礎代謝も上がり、脂肪が燃えやすい身体を維持することができます。
①交互浴をすることで、寒冷刺激が身体に与えられる
②身体への寒冷刺激により、褐色脂肪細胞が活性化される
③褐色脂肪細胞が活性化され、脂肪燃焼効果や基礎代謝の向上が見込まれる
④脂肪燃焼効果や基礎代謝の向上 = ダイエットに効果的
自律神経が整う
交互浴を習慣化することで、自律神経が整うことは、過去に記事にしました。
自律神経を整えることは、基礎代謝アップにとても良い影響を与えます。
自律神経は、発汗や温度調節、そして代謝などの機能を制御しています。
(ここで言う代謝は、基礎代謝とはまた少し違う概念です)
誤解を恐れずわかりやすく言うと、自律神経を整えることで、身体の動くべきところがしっかり動くようになります。身体がしっかり機能するようになるイメージです。
そのため、基礎代謝も上がるというカラクリです。
①交互浴をすると、自律神経が整う
②自律神経が整うと、身体がしっかり機能するようになる
③身体が機能するようになると、基礎代謝も自ずと上がる
④基礎代謝の向上 = ダイエットに効果的
このようなシステムで、交互浴は自律神経を整え、結果的にダイエットに良い効果を与えます。
交互浴で痩せる|効果的な入浴方法と頻度
交互浴で痩せるためには、以下の3つが重要になってきます。
①ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすこと
②褐色脂肪細胞を活性化させること
③自律神経を整えること
この3つを最大限に引き出すために、交互浴では、同じく3つのことを意識してください。
①身体をしっかり温めること
②しっかり身体を冷やすこと
③しっかり休憩すること
つまりは、『メリハリをつけた交互浴』が重要です。
メリハリのついた交互浴を行うことで、基礎代謝が急激にアップし、高いダイエット効果が得られます。
ただ、交互浴を1度すれば痩せるわけではなく、習慣化するということが大切です。頻度的には、HSPが維持される1週間に1度以上が目安です。ただ筆者の場合、交互浴が気持ち良すぎてほぼ毎日やっちゃています。
交互浴を習慣化し、基礎代謝をしっかり上げることで、理想的なカラダをゲットしたいですね。
これは逆効果?勘違い?|注意しなければならないこと
冒頭にも少し書きましたが、汗をかき、その失われた水分の重さだけ体重が減るのは、ダイエットではありません。
体内の水分量が減り、体重が減った状態で水分補給をガマンすることは、脱水症状になる可能性があるため、本当に危険です。
むしろダイエットには逆効果になります。絶対にしないようにしましょう。
また注意点として、交互浴を行うことでスッキリして、お腹がすきます。
そのタイミングでの食べすぎは注意が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
メリハリつけた交互浴を続けることで、基礎代謝がアップするという仕組みを解説させていただきました。
ポイントは以下の3つです。
①ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすこと
②褐色脂肪細胞を活性化させること
③自律神経を整えること
これらを効率的に、より効果的に行うためにも、しっかり温まる、しっかり体を冷やす、そして休憩するという、交互浴の基本が大切になります。
交互浴を行うとき、これらのことを意識しておくと、交互浴の効果は何倍にもアップすると思いますよ。
自宅で簡単に行えることが交互浴の利点です。皆さまも習慣化して、より質の高い生活を送ってみてはいかがでしょうか?