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『自律神経失調症に悪いと思いながらもついついやっちゃうことありませんか?』
筆者(プロフィールはこちら)は、2015年6月に自律神経失調症を発症、2016年4月頃に克服しました。
その中で「これは良くなかったぞ」ということがいくつかあります。
症状が悪化しただとか、不安が増しただとか。
現在進行形で自律神経失調症でお悩みの方は、「今すぐにでも症状を楽にしたい」と思っている人がほとんどだと思います。
そんな人は「なにかをする」ことで、病気を改善しようとします。筆者もそうでした。
そうではなくて、「なにかをやめることで、自立神経失調症を改善しよう」ということがこの記事のテーマです。
今、自律神経失調症に悩んでる方にとっては改善のために。
今、自律神経失調症ではない方にとっては予防のために。
自立神経失調症が完治した今だからこそ、『なにかをやめる』ことの重要性がよくわかります。
だからこそ、今、この病気に悩んでいる人には、この『自立神経失調症悪化させること』を知っていただきたいのです。
今回は、筆者が自立神経失調症だった当時に「やって良くなかったこと」を6つ選びましたのでご紹介します。
今回ご紹介することをやめることが、自立神経失調症完治への近道になるということです。
筆者の体験を元にした具体的な内容となっていますので、今、現在進行系で自立神経失調症にお悩みの方は必見です。
信頼できない病院に通い続けても全くダメ
筆者の場合、内科と耳鼻科に二か月通い続けても自立神経失調症が良くなることはありませんでした。
それに加えて、症状は現状維持どころか、悪化するだけでした。
この経験から言えることは、『一か月通ってなんの変化もない病院に通う必要はない』ということです。
同じ診察に、同じ薬、それを続けてなにになりますか?
そんなところに、通院しても絶対に自律神経失調症は治りません。
お医者さんへの信頼、ありますか?
信頼が持てないような医者の病院に通っても、絶対ダメです。
筆者の経験から、この自律神経失調症という病気は、お医者さんとの信頼関係が重要だと思っています。
お医者さんの言ったことを試してみる、お医者さんの処方した薬を飲む。
そこに疑いが生じてしまうと、メンタル面が大きく作用する自律神経失調症をよくすることなんかできないからです。
あなたの通院している病院の先生は、信頼できますか?
筆者は信頼できる心療内科の先生と出会って、病気があっという間に改善しました。
お医者さんに遠慮する必要はありません。あなたの病気の話だからです。
少しでも不安感や不信感のある病院は、やめたほうが無難だと思います。
それと、出来たら心療内科や精神科を受診することをオススメします。
メンタル面は、その道のプロにお願いするのが一番良いと思うからです。
これを見て、少しでも自分に当てはまると思った人。
アクションを起こすには体力が必要で、その体力はあまり残されていない状況であることはよくわかります。
でも、この一歩を踏み出すことで、あなたの病気は改善方向に向くと思うのです。
筆者は、その一歩を踏み出せて本当に良かった。応援しています。
自分でいろいろ調べてしまうこと
病気を患ったとき、自分でその病気を理解し、どのような治療法がとられるかを知っておくことは重要です。
現に、自分の治療方法や薬について、詳しく知っておくことが推奨されています。
ただ、筆者の経験上、自律神経失調症に関しては、自分で病気について調べたり、薬を調べたりすることをオススメしません。
なぜなら、筆者は病気について調べることで不安になり、病気が悪化したり、調べた症状が強く出たりしました。
薬を調べることで、副作用を知り、その副作用が出ることも多くありました。
例えば、吐き気があったとして、「吐き気+治らない」とネットで検索したとします。
(実際に、当時こうやって調べてました)
するとどうでしょう。軽度な病気から重度な病気まで、様々な病気の疑いがかけられてしまいます。
「自分はもしかしたら重大な病気をかかえているのではないだろうか」
ただでさえ不安だったのに、こうやって自分で不安を増やしていっていたのです。
自律神経失調症と診断されたなら、やみくもに病気について調べるのはやめましょう。
「自分は大丈夫」そう思って、自分の体を信じましょう。
薬もどんなものなのかわからないけれど、信頼して飲みましょう。
不安感が一番の敵です。
今だけはなにも考えずに、なにも調べずに、のほほんとできたらそれが一番です。
遅寝遅起き
当時、わかってはいたけどやってしまうのが、遅寝遅起きでした。
自律神経失調症になると、夜は眠れないし、朝はめちゃくちゃ早く目が覚めるか、目が覚めないか。
気力もないから、目が覚めてもずっとベッドの上とか。
この生活、あまり良くはないですよね。言われなくてもわかるとは思いますが。
体内時計も狂ってきて、それこそ自律神経失調症には悪影響です。
夜、少し早めに寝てみませんか?
眠れなくてもいい、目だけつむってみてください。
それもだめなら、ベッドの上で、天井をぼーっと見つめてみてください。
ずっとスマホを見たままとか、ゲームをし続けるより、ずっといいですよ。
朝、早めに起きてみませんか?
カーテンを開けて、太陽の日を浴びてみてください。
ベランダに出て、体の中の空気を入れ替えてみてください。
きっと、スッキリします。
「身体が重くて動かない、何もする気になれない」
その気持ち、症状、痛いほどよくわかります。
筆者もそうでしたから。
でも、ここから抜け出すには、一歩を踏み出さなければなりません。
その一歩を、早寝だったり、早起きだったり、その両方だったり、してみるのもいいのではないでしょうか。
きっと、その積み重ねが、あなたを救ってくれると思いますよ。
\光で目覚めて昼夜逆転をリセット!/
スマートフォン
スマホ、ずっとさわっていませんか?
筆者はそうでした。
だって、眠れないし、夜は長く感じるし、不安だし、やることはないし。
でも、これが問題なんです。
詳しい説明は省きますが、スマホの画面から発されるブルーライトは、交感神経を刺激します。簡単に言うと、気持ちがたかぶるわけです。
なら、寝る前にスマホを触ると触るとどうなりますか?
書かなくてもわかりますよね。でも触ってしまうんですよね。
そこは少しの我慢!
日々の積み重ねが大切です。
「じゃあ退屈な時間、どうすればいいんだ?」
そういう声が聞こえてきそうですね。
是非とも、読書をしてみてください。雑誌でも、漫画でもいいです。
紙媒体のものを手にとってみてください。
筆者も当時、寝る前に読書する習慣をつけました。
それは自律神経失調症を克服した今でも続いています。
スマートフォンの使用時間を制限したり、どれくらい使ってるのかを測定してくれるアプリなんかもオススメですよ。
少しだけ努力してみてください。筆者は、やってよかったと思っています。
カフェイン
カフェインが入った飲料は、しばらくの間避けましょう。
カフェインの入った飲み物って、どんなときに飲みますか?
元気が欲しいときですよね。
カフェインを身体に入れると、その覚醒作用から、なんだかやる気が出たり、眠さがなくなったりしますよね。
でも、この効果、自律神経失調症の人にとっては、非常に悪い影響を及ぼすのです。
ただでさえ、交感神経がたかぶり、落ち着きなく不安にかられやすい状況にあるのに、さらにカフェインで交感神経を刺激してしまう。
火に油をさすようなイメージですね。
また、カフェインが多く含まれているエナジードリンクなどは『元気の前借り』とも言われていますね。
エナジードリンクを飲んで、その場は元気になっても、最終的にそのツケが回ってくるというもの。
自律神経失調症の人は、ただでさえエネルギーがあまり残されていない状況で、元気を前借りしてしまうと、最終的にはあなたの中のエネルギーはカツカツになってしまいます。
個人的な感覚ですが、自律神経失調症を患っていた当時、カフェインが多く含まれる飲料を飲むと、通常時よりもずっと気持ちが高ぶって、いてもたってもいられない状況になっていました。
そわそわ感が増すような感覚です。
当時は、元気が出ると信じて飲んでいましたが、そんな副作用がカフェインにはあるのです。
他にも、眠れなくなったり、おなかが極端にすかなくなったり、ぼーっとする感覚だったりを強く感じました。
「元気がない」
そんなときにカフェインを摂りたくなるのはよくわかります。
けど、少し我慢するのも必要です。だって自律神経失調症を治す方が先決ですよね。
カフェインに関しては、以下の記事が参考になると思いますよ。
コーヒーをどうしてもやめれない!って方には、ノンカフェインでGABA配合の「カフェサプリ」をおすすめします。
昼寝
これは、もしかしたら筆者だけの感覚かもしれません。
昼寝をすると、動悸がすごかったです。ハッと目が覚めて、ドキドキが続く感じ。
ある意味、パニック状態になっていました。
冷や汗もかくし。それに加え、夜も眠れなくなるし。
あまりいいことはありませんでした。同じ症状の方、いますかね?
どうして昼寝がよくないのかはわかりませんが、とにかく体感では良くなかったです。
姿勢が悪いこと
猫背になってませんか?
気づかないうちに、足を組んだりしていませんか?
姿勢が悪いこと・・・「バランスが崩れる」なんてよく言いますが、バランスが崩れることで副交感神経の働きが鈍くなり、結果、自律神経失調症は悪化します。
自律神経失調症を患っていた時の筆者は、そりゃあもうひどい猫背でした。
背中は丸まり、呼吸も浅くなり、背中、特に腰がバキバキでした。
ここ最近は、デスクワークをされる人も増え、知らないうちに姿勢が悪くなっている人が本当に多いです。
少しだけ意識を変えてみて、背筋伸ばしてみませんか?
はじめのうちは慣れなかったり、筋肉量が足らなかったりして「正しい姿勢をとると逆にキツイ」なんてこともあると思います。
でもね、これを習慣化し、正しい姿勢でいれるようになると、あなたに確実に良い影響を与えてくれます。
少しづつ変えていきましょう。
姿勢の改善は、自律神経失調症の改善に繋がってくれるハズです。
ちなみに僕は、以下の姿勢改善グッズを普段使っています。おすすめです。
\姿勢が気になるあなたに!/
まとめ
自律神経失調症を悪化させることは、以下の6つです。
信用できない医者に通い続けること
自分で病気について調べてしまうこと
遅寝遅起き
スマホの使い過ぎ
カフェインを摂ること
昼寝
姿勢が悪いこと
今からすべてをやめろ!なんてことじゃないので、できることから始めてみましょう。
人によっては難しかったりもすると思うので、全部やる必要はありません。
自律神経失調症を改善するために大切なのは、自分に合うかどうかだと思います。
「これならできそう!」とか「これはやってみる価値ありそう」なんて思ったことを、試しに始めてみるなんてスタンスがちょうどいいのです。
自分で取捨選択してみて、自分に合った対策をとってみてくださいね。
自律神経失調症を克服した記録や、やって良かったこと等を以下にまとめています。お時間がある方には、是非読んでもらいたいと思います。